成果概要
- あかつきにより初めて観測された巨大弓状構造が、金星に毎日起こる不思議な現象であることを発見 金星軌道への投入成功直後の2015年12月、金星探査機「あかつき」は中間赤外カメラ(LIR)および紫外イメージャ(UVI)の観測により、南北方向に約10,000...…続きを読む
- IR2の金星軌道上パフォーマンス評価 宇宙や他の天体で用いる科学機器にとって、実際に稼働する環境での性能評価や、それに伴うデータ処理方法の確立は欠かすことができません。IR2は冷凍機を用いて検出器や...…続きを読む
- 金星大気に未知のジェット気流を発見 金星大気の分厚い雲を透かして観測できる金星探査機「あかつき」の観測データを使って風速を求めたところ、2016年のある時期に、中・下層雲領域(高度45-60 km...…続きを読む
- 紫外領域における金星の雲の散乱特性 金星は厚い雲の層に覆われています。可視領域で見られるのは、地上から約70 kmの高さにあるこれらの雲により反射された太陽光です。紫外(UV)領域でも可視領域と同...…続きを読む
- 金星の巨大な弓状模様の成因を解明〜金星探査機「あかつき」の観測を数値シミュレーションで解析〜 金星探査機「あかつき」に搭載された中間赤外カメラ(LIR)は2015年12月、南北方向に約10,000 kmにおよぶ弓状の模様を発見しました。この模様は、4日間...…続きを読む
- 「あかつき」、再び金星へ 2010年5月に打ち上げられた金星探査機「あかつき」は、2010年12月の金星周回軌道投入失敗を経て、2015年12月に再び金星に接近し、金星周回軌道に入ること...…続きを読む
- Venus ExpressのVMC画像から求めた雲頂での東西風速の長期変動 金星探査機あかつきの観測目標でもある金星大気「スーパーローテーション」は、その発見から40年以上にわたって存在し続け、非常に安定した現象であると考えられています...…続きを読む